About Angelina
1903年の創業以来、世界中のファンに愛され続けているパリの老舗サロン・ド・テ 「アンジェリーナ」。
120年前の創業当時のアンジェリーナやアンジェリーナの代名詞となる商品をご紹介いたします。
120 years of history
アンジェリーナの歴史は20世紀初頭に始まりました。
1903年、オーストリアの菓子職人アントン・ランペルマイヤーが息子ルネとともにパリのリヴォリ通り226番地にサロン・ド・テをオープン。ランペルマイヤーが義理の娘へのオマージュとして「アンジェリーナ」と名付けたこのサロン・ド・テこそが、120年経った今も同じ場所にある現在のアンジェリーナ・パリ本店です。
当時は芸術や文学が花開いた時代。小説家、画家、政治家などがパリのあちこちのカフェで様々な議論を繰り広げていました。中でもアンジェリーナはたちまち上流階級の人々を虜にしたのです。近隣のコメディーフランセーズの俳優たちやマルセル・プルーストが集まり、すぐ近くのカンボン通りから通っていたココ・シャネルは常に予約席があったほどアンジェリーナの常連でした。
ベルエポックの有名建築家エドゥアール・ニールマンが手掛けたパリ本店は、アールヌーヴォーやアールデコの装飾やフレスコ画に彩られており、この優雅な雰囲気が世界のアンジェリーナにも受け継がれています。
120年経った今でも、有名なモンブランとショコラショーを目当てにパリの人々だけでなく世界中の人々がパリ本店を訪れています。
Our Mont-Blanc
アントン・ランペルマイヤーの時代から、モンブランはフランスでは欠かせないお菓子であり、アンジェリーナのアイコン的存在です。さくっとしたメレンゲにふわっと軽いホイップクリーム、その上に濃厚なマロンペーストの絶妙なハーモニーは1903年以来愛されてきた味です。
Old-fashioned hot chocolate
モンブランと並んで有名なアンジェリーナのショコラショーは、100年前から変わらぬレシピで作られています。厳選されたニジェール、ガーナ、コートジボワールの3つの産地のカカオのバランスの取れたブレンドが格別の味と香り、濃厚さを生み出しています。